速く読むといっても「速読」は、急いで読んでいるわけではありません。5倍とか10倍の速さで文章を読んでいても内容の理解度はこれまでと変わらないので内容はしっかり頭に入ります。
根本的に異なります。「斜め読み」や「飛ばし読み」は、ポイントになりそうなところだけを拾い出して読み、内容を想像しようとする読み方です。そのため、内容把握については必ずしも、的確であるとはいえないときもあります。それに対して、速読は、内容の把握度は今までと同じで読む速度だけをアップさせるのです。
読書における理解度は、読む人自身の知識量や文章の内容によって左右されます。
普通に読みやすい文章と自分自身があまり知らない専門用語など理解できない言語が出てくる専門書では読むスピードは変わります。しかし、速読を始める以前と比べると難しい専門書も格段に速く読めるようになります。
大丈夫です。個人差はありますが、ほとんどの人が確実に3〜10倍以上伸びています。中には10倍以上になる人もいます。人間の脳には、もともと速く読む能力が備わっています。それをトレーニングによって、脳に刺激を与え引き出していきます。ですから、トレーニングさえ受ければ誰でも速く読めるようになります。
基本的には落ちません。自転車と同じでいったん身に付くと、本をまったく読まなかったりしない限り、トレーニング前に戻ることはありません。
一般に読書速度と学習能力は密接な関係があり、『学習能力=知識量×処理速度』といわれています。処理速度(読書スピード)をあげることで学習に必要な反復による記憶(知識量)を加速させることが出来るので学習能力も向上します。
ジョイント式速読法」には、目を良く動かすトレーニングが多く含まれているので、目の周りの筋肉がほぐれ、むしろ視力が回復したり、眼精疲労が和らいだりする可能性が高いのです。