興南学園は速読を導入してからすでに6年目に入っております。導入目的は、生徒個々の能力を伸ばすとともに学力向上の補助講座として当初開講致しました。

理事長 比嘉 良雄

興南学園の崇高な創立理念である「南を興す人材の育成」、校訓でもある「自主創造」の旗印の下、生徒一人一人の自立とその能力を最大限に伸ばしてあげることが本校の社会に果たす大きな職責と考えております。
そして、21世紀に羽ばたく私学として大いに飛躍しようと模索している矢先、速読という能力開発システムにであいました。
これまでの成果として、受講生徒の読み速度は終了時で平均2000文字、日本人の平均が分速500文字であることからすると、約4倍の速さに引き上げることができております。
ただ単に速く読めるというだけでなく、日常の様々なところで効果を発揮しております。 実質的な大学進学については、導入当初の卒業生徒から、現役で東大をはじめとする旧帝大や上智、慶應等の難関私大に多数合格者を輩出しております。 今後も興南学園は、21世紀に羽ばたく私学として、新日本速読研究会の協力も得ながら生徒個々人の能力を最大限に伸ばし、沖縄の未来を担う人材育成に努めて参りたいと思っております。

沖縄大原簿記専門学校では、平成12年から速読がスタート。スタートした年に、資格試験の合格率がこれまでより大幅にアップしました。今年から新しい校舎に変わり、公務員ビジネス科が速読を受講しています。


公務員ビジネス科
高司 耕一郎 先生

沖縄大原簿記専門学校 公務員ビジネス科では3年前から速読を授業に取り入れております。速読トレーニングは、公務員試験に向けての対策に大きな成果をもたらしてくれています。問題を解くスピードの向上はもとより学習段階における理解力のアップや繰り返し学習が可能になったことによる記憶の向上、点数アップが学生により学習意欲を高めるものだと考えております。特にスピードと正確性を問われる適正試験では、バツグンの効果が見られます。
今後も工夫を重ね学生の学力向上に役立てたいと思います。

速読を当センターの講座に導入したのは本学教員からの強い勧めからでした。ある教員から「私が実際に受講してみて非常に良い内容だったので学生にも是非勧めたい講座です。本学の課外講座に導入してみてはいかがですか?」とのお話しがございまして、実際どんなものか自分でも確かめないといけないなということから、にわか学習をさせていただきましたところ、速読はトレーニングによって身につけることの出来る技術なのだということがおぼろげながら分かってまいりました。

沖縄国際大学
エクステンションセンター
仲宗根 仁史 課長

講座導入のための企画書を数社にお願いいたしましたところ新日本速読研究会 沖縄本部様という良きパートナーにめぐり合えたという経緯です。
速読講座の活用方法として学生に期待したいのは、速読講座で身につけた技術を資格取得試験や検定試験、就職採用試験等の試験勉強に大いに活用していただきたいということです。読書速度が向上することによって学習時間にゆとりが生じてきますので、その時間を反復学習に利用したり問題集の回答にあてたりということが可能になってきます。また試験本番時には試験問題を読みとる時間が短縮されますので余裕をもって回答することが可能になると思われます。前回の講座を終え受講者からは「読書速度が向上したおかげで、以前より本を読むようになった。」等の良い感想も寄せられていました。 また速読講座の他にも課外講座を掛け持ちする学生も居り、こちらの期待に沿った講座運営がなされたものと満足しております。
速読講座は今後も継続して運営していきたい講座のひとつですね。
速読(速脳)トレーニングの導入
右脳の活性化
「高度情報化時代」、「多次元高速通信時代」といわれる「情報過剰時代」には、情報を選択し、それを処理、分析し、自分のものとして消化することが時代をリードするキーとなります。本校では、時代に対応し、学習効率を高めるため新日本速読研究会の指導の下、速読トレーニングを導入しています。  これは現代の学校教育に不足がちな右脳の活性化を図ることにより、読書速度を向上させると同時に、直感力・創造力などの感性を高め、言語・論理中枢の左脳とジョイントして大脳の処理速度を向上させ、ひいては潜在能力の開発にもつながります。早朝又は放課後希望者に対しコンピュータ教室でトレーニングを行っています。