速読は理解力をキープしながら読書スピードを上げる方法です。まず「見る」能力を先行させて伸ばしていくことで、脳の可塑性が動作し、追いかけるように理解力や感性、記憶力などの様々な機能が向上してきます。(→「ジョイント速読法」のページをご覧ください
速読を習得することで以下のような能力がアップしていきます。
   
資格取得の勉強は、たくさんの本を読みこなし、一冊のテキストを何度も読み、記憶することが非常に重要であり、試験合格のコツでもあります。
速読をマスターすれば、テキストを繰り返し読む反復学習も速くなり、楽になります。例えば、1時間でテキストを1回復習していたのが、1時間に5回復習するということも可能になり、記憶の定着に差が出てきます。
試験のときも見直す時間にゆとりが出てきます。
分野 内容量 合計文字数 平均
所要時間
(500字/分)
5倍速
所要時間
(2500字/分)
書籍
(新刊)
約300頁 約180,000文字
(1頁約600文字 )
資格関連の
専門書
(会計士)
長文2問 約11,000文字
(1問平均5,500文字)
新聞
(朝日新聞)
約30頁 150,000文字
(1頁約5,000文字)
日本人の平均読書速度は分速で約500文字です。ところが、東大や京大などの名門大学に現役で合格する受験生の平均読書速度は日本人の平均の3〜5倍も速い分速1500文字〜2500文字にもなります。
分速500字で1時間勉強する人に対して、分速2500時の人は同じ勉強量でも10〜15分しかかかりません。同じ1時間の学習で4〜5倍も勉強が効率よく進んでいくのです。

  ※新日本速読研究会調べ。入試年度によって差があります。
  試験問題の
文字数
制限時間 平均所要時間
(500文字/分)
3倍速所要時間
(1500文字/分)
有名私立中学 12,000 100分
有名私立高校 11,000 60分
センター試験 17,000 80分
速読を習得すると、今までと同じ学習時間で何度も反復学習が可能になります。受講している生徒の中には1教科のテスト範囲(50〜60ページ)を理解力を落とさずに3〜5分前後で読む学生も多数出ています。テストまでに何度も繰り返し読めるので、確実に記憶に定着し、読解力もあがります。また英会話・漢字・重要語句などの暗記にも大きな効果をあげています。
速読をマスターすれば、脳の回転も速くなり、新しい環境、仕事にも慣れやすくなります。また、書類を速く読めるので、仕事の処理能力もアップします。それにより、判断力、決断力も大幅にアップします。
想像力や完成を豊かにする右脳を鍛えることにより、物事を全体的に捉えられるようになり、ペース配分がうまくなります。もっとレベルアップすれば同時に複数の作業も可能になります。発想力やエネルギッシュな思考力を生み、今まで注目しなかった分野にも興味を持つ可能性があり、新しい生活が期待できます。
速読とは ■ジョイント速読法 ■速読で期待できる効果